時間の経過はとても早い。
光のような速さ。
私はいつも1つの山を越えるたんびに、
またもう一歩あゆみ出すまで一ヶ月かかる。
1週間で戻るでしょうと思っていても、気付いたら一ヶ月。
でもやっとこさ、あのへんてこなリズムの中へするりと戻れそう。
頭からシャワーを浴びながら、周りの人が私をまたこのリズムの中に戻してくれたんだなと思う。
人に支えられて私らしく毎日を過ごしている。
大事な事なのだ。
とてもとても遅くなってしまいましたが、
忙しない毎日の中、個展へ足を運んでくださいましたみなさま。
あたたかく見守ってくださったみなさま。
本当に感謝です。
私の中で、ひとつ新しい一歩と挑戦だった今回の個展。
空間いっぱいに自由にわがままな二週間。
見てくれる人たちにどう映ったんだろう。
「watashi no ki」
私の頭の中の実のなる木。
テーマは持たずに今私の脳みその中に散らばる実を、鈍く光る彼らを外の世界に出してみた。
それでよかったと思う。
赤い花はゴミ箱を照らすスポットライトのよう。
ゴミ箱だけどゴミ箱じゃない。
毎日はおもしろいのだ。